お墓参りの思い出

母親の実家は田舎で、夏休みや冬休みによく祖母の家に泊まりに行きました。

お墓参りの思い出

母親の実家は田舎で

母親の実家は田舎で、夏休みや冬休みによく祖母の家に泊まりに行きました。

夏休みは丁度「お盆の時期」と重なり、祖母と母と姉妹とで、何かイベントのようにお墓参りに行った思い出があります。田舎という点からか、お墓は祖母の家から山へ20分程登った、見晴らしの良い場所にありました。
持ち物は、お花とライター、線香、ヤカンにお水を入れてゆっくり登って行きます。
途中、田んぼのあぜ道を通り、竹やぶの道を通り、段々とお墓へ続く道幅が狭くなっていきます。そんな道中も、子供だったからか冒険の様な気分で楽しかったものです。
お墓に着くと、みんなヤレヤレと一息つきます。そして、遠くに目をやると、青々とした山がそびえたち、何とも言えない景色に安らぎを感じるのでした。

お墓を掃除してお花を添えて線香に火を灯し、お参りします。それから、少し経つと「そろそろ帰るよ」と祖母が言い、元来た道を戻るのでした。
行きは楽しいのですが、戻る時間となると何となく寂し気に家に戻った思い出があります。
それにしても、あの子供の頃のお墓参り、緩やかな優しい時間が流れていたのは、今でも感覚として覚えています。

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