お墓参りの思い出

故人を偲ぶ気持ちを持ち続け、それを実行する事がとても大切な事だと実感できるのは、やはり大人になってからだと思います。

お墓参りの思い出

故人を偲ぶ気持ちを持ち続け

故人を偲ぶ気持ちを持ち続け、それを実行する事がとても大切な事だと実感できるのは、やはり大人になってからだと思います。子供の頃は、お盆やお墓参りの大切さをなんとなくは分かっていたものの、それよりもそれらに付随するイベント感覚の方が強かったような気がします。
お墓参りといえば、ローカルな電車に揺られて現地に行くのがとても楽しみでした。
先ず何が楽しみかと言うと、そのローカルな電車は、毎回貸し切りに近いぐらい誰も乗っていなくて、子供の私は靴を脱いで座席に立ち、つり革にぶら下がって遊ぶのが楽しくて仕方なかったのです。
公共の場所で、普段は出来ない事をして少々はしゃいでも、怒られないでいる楽しさです。

そして、そこそこの田舎にある大きな霊園に着きます。小高い山の斜面に作られた無数の墓地。私がお参りするお墓は、かなり上の方にあり、それこそ遠足気分です。
お菓子を食べながら、目的のお墓まで登ってくのが結構楽しかったです。
道すがら、色んなユニークな形をした墓石を見られますし、家族や親戚と来ているという楽しさもありました。
そして、お墓に着いて、お墓の周りに水を撒いたり、墓石に水をかけて拭いたりするのもイベント的で楽しかったような気がします。
その時の私は、それがどういう意味を持つのか、十分には理解できていなかった筈です。

でも、お墓参りを楽しいと感じていた子供の頃の私は、手前味噌ながら、結構できた子供であると言わざるを得ません。お墓参りを遠足と同様の思い出に昇華させている訳ですから。もしかしたら、親の誘導がうまかったのかもしれませんが、自分に子供が出来たら、そのようにお墓参りを楽しくさせてあげたいと思います。

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